今年も冬の夜空を美しく彩る「ふたご座流星群」が、12月中旬頃に観測できます。
気になるのは、ピークの時刻や美しい観測方角などですね。
「ふたご座流星群」は、三大流星群の一つとして知られています。
近年は、明るい流星が増加し、条件が整えば一晩で40個以上の流星を観測できることもあり、最大級の流星群とされています。
また、一晩中にわたって流星が出現する特徴があり、流れ星を初めて見ようという人にもお勧めです。
流星群を確実に楽しむためには、ピークの時間や見える方角などを事前に確認しておくことが重要です。
この記事では、「美しい観測方角や見える場所について」や「ふたご座流星群2023のピーク時刻は何時頃か?」などについて詳しくご紹介します。
Contents
ふたご座流星群の特徴
ふたご座流星群は、近年では明るい流星が増加し、適切な条件が整えば一晩で観測できる流星の数が最大級(1時間あたり40個以上)とされ、三大流星群のなかでも最大の規模と言われています。
特筆すべきは、一晩中にわたって流星が出現することです。
観測日時が一日ずれると、観測できる流星の数が約半分以下に減少するため、ぜひこの機会を逃さずに観測してみてください。
なぜ2023年の「ふたご座流星群」は好条件なの?
2023年が特に観測に適した理由は、月との関係にあります。
流星群を観察する際は、明かりの少ない暗い場所が理想的です。
今年は13日が新月であるため、14日から15日の見頃時期は月明かりの影響が非常に少ない状態です。
これにより、多くの流れ星をクリアに観察できるでしょう。
また、気象条件についても注目が集まっています。
東日本と北日本の太平洋側では予報によれば晴れる頻度が高く、観測可能な天候が期待されています。
ふたご座流星群の見える方角
ふたご座流星群の放射点はふたご座のカストルの近くにありますが、流星は広範囲にわたって出現するため、どの方角を見ても楽しむことができます。
ただし、流星が見えやすくなるポイントとして、広い視界が得られ、市街地の明かりなどが遮られる方角を選ぶことが重要です。
特に寒さが厳しい季節なので、観測する際はしっかりと防寒対策を施し、風邪を引かないように気を付けましょう。
ふたご座流星群のピーク・極大日時
流星群の最大活動ピークは、14日の夜から15日の明け方頃にかけてです。
2023年のふたご座流星群では、極大時の月齢は2で、新月から三日月の間に位置します。
この時期は月明りの影響が最小限で、観測条件が非常に良好です。
一晩中流星を楽しむことができる可能性が高いですね。
ふたご座流星群の全国星空スポット
ここでは、ふたご座流星群の全国星空スポットについてご紹介していきます。
ふたご座流星群を観測するときにあると便利なアイテム
次に、ふたご座流星群を観測するときにあると便利なアイテムについてご紹介していきます。
・星を楽しむ 天体観測のきほん
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この一冊は、流星群だけでなく、月食、日食、彗星など、様々な天体や天文現象の観測ポイントをまとめたものです。
肉眼で楽しめる観測から始めるために特別な道具は不要で、さらに各天体や現象に適したグッズも紹介しています。
・星座早見盤
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星座や放射点の位置を確認し、他の星座を見つけるのに非常に便利なアイテムです。
・レジャーシート
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広大な空を眺めるために、地面にレジャーシートを敷いて、リラックスして仰向けになると良いでしょう。
・水筒
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12月の観察シーズンでは、暖かい飲み物を持参するために水筒を用意しましょう。
寒さから身体を守りながら、温かい飲み物を楽しみながら流星を観察しましょう。
・充電式カイロ
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USBで充電可能で繰り返し使える便利なカイロが登場しました。
電源を入れると、わずか5秒で高速加熱が可能です。手にしっくりと馴染むサイズで、低温モード(30-40℃)、中温モード(45-50℃)、高温モード(45-60℃)の三段階で温度を調節できます。
普段使いに最適な設計で、冷えた日や寒い場所での使用に最適なアイテムです。
・シュラフ 収納袋付き寝袋
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ダウンが中綿に使用された寝袋が登場し、優れた保温性と防水性を提供します。
軽量でありながら、コンパクトに収納でき、持ち運びにも便利です。
また、防災用途としても活用可能で、非常に便利なアイテムとなっています。
まとめ
この記事では、「美しい観測方角や見える場所について」や「ふたご座流星群2023のピーク時刻は何時頃か?」などについて紹介してきました。
また、全国おすすめの星空スポットや便利なアイテムも合わせてご紹介しました。
「ふたご座流星群」をご覧になる時の参考にしていただけますと幸いです。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。